2012年2月14日火曜日

祖母の四十九日

週末祖母の四十九日のために帰広していた。

もう四十九日過ぎたのかと不思議な気分だ

まだどこかにいるような気がして、納骨しにいったときも実感がわかなかった。


またどういうわけか母の兄にあたる叔父がタクシー内で意識不明に陥るわ、その叔父の娘が急に出産するわ

短い帰省だったにもかかわらず慌ただしい時だった

帰省の直前にもお世話になった教授が他界してしまったというのに


これでおしまいだといいのだが

2012年2月7日火曜日

対案提示

田原総一朗氏の公式ブログの記事    
「反橋下」の知識人はなぜ議論に勝てないのか?
http://www.taharasoichiro.com/cms/?p=745

  を読んだ。

反橋下派の知識人を集めてけんかするというコンセプトだと勝手に思っていたのだが、
『「反橋下」の人たちに鋭く切り込んでもらう、それが番組の狙いだったのである。しかし「反橋下」派は弱かった。討論は橋下さんがはるかに優勢で、「反橋下」派が橋下さんを困惑させることはまったくなかった。』
けんかにすらならなかったらしい。

田原氏がこの記事で指摘しているように、学者や知識人の多くが「だめだだめだ!それはそこが危ういからだめだ」などとたいていの場合言っているのだが、「じゃああなたならどうする?」と聞かれると分からないと答える場合が多い。
 
 だめな理由は何となく答えれてもどうしたらいいか分からないままとにかくだめと言う

それでは物事は進まないわけで、今の日本の政治の混迷そのものはこういう日本独特のスタイルが生んだのかもしれない。

明確なビジョンを示して、何がどうだめで、だったらどうできるのかを説明しなければ互いにとってのメリットにもならないし、議論が進まない。

私の恩師が長期間欧米留学した経験の中で特に指導されたのが、だったらどうできるのか?何が言えるのか?何がすばらしく、何が悪く、どう改善できるか?相手にわかりやすく伝えるにはどうしたらいいのかなどで

恩師は日本の学者が低いといわれるポイントの一つに、 上記のような部分が圧倒的に弱いと言う。(個人的に問題だと思うのが、日本は実力よりもコネで教員になる人も多く、欧米で成績最低ランクの人間でもなれてしまうことかと)

その恩師もロンドンで優秀な方ではなかったらしいのだが、日本の学者が低いと言われているポイントを徹底的に鍛えたせいなのか、学会とかでも恐れられる存在になっている。

私自身もそういうポイントをしっかりと強みにしていかなければならないのだが・・・



でこの問題は政治でも同様のケースをよく目にするわけだが、だったらどうしたらいいのか?政治家が勉強すればいいのか?よくもっと勉強しろと言われるが、アメリカのように日本でも多くの政策研究所を作ってはどうだろうか?

日本政府の息のかかった研究所ではなく、大学が主体となった形でも民間でやるのでもいいと思うのだが。政治家が発言する政策などを発案する機関があっていいと思う。

日本の学者は何をやっているのかよく分からないと思っている人も多いと思う。何をやっているのか、どういう主張をしているのか、大学の研究者や研究者の卵たちを活用してなにかできることがあると思うのだが

どうもそういう動きにはなっていないような気がする。


何が問題なのだろうか、調べてみるとおもしろいかも

2012年2月6日月曜日

京都市長選挙結果

昨日京都市長選挙が行われた。

現職門川氏と中村氏による一騎打ちとなったこの選挙は現職の勝利と言う形で幕を閉じた。

脱原発や地域雇用、隣接する県との連携、被災地がれきの受け入れなどが焦点になっていたのではないかと個人的には考えているのだが、他の人ははどうだったのだろうか。

構図としては共産(中村)VSその他(門川)であったが、前回の僅差から今回は若干差が開いた形になった。

中村:189,971
門川:221,765

前回選挙が951票だったことを考えると大きく離れたと言えるが、もう少し中村がのびると個人的には思っていた。関西は左派が強いイメージがあり、実際日教組も多いと聞く。先日も滋賀大学の教育学部が日教組一色と滋賀大の職員が言っていたし、関西は所々左派的な色が強い地域が多いらしい。

徐々に左派的な組織が弱まりつつあるのだろうか。大阪府や大阪市の維新の会によって君が代斉唱を拒否する日教組を追いつめている感じもする。滋賀県も滋賀大の教育学部にメスを入れだしているともきく、その中間に位置する京都だけに左派勢力がどうのびるのか気になっていたのだが、結果的には弱まったと言えるかもしれないが、189,971票集まるあたりまだまだ健在か

また、投票率が前回37・82%→今回36・77%と低下しおり、今回の選挙への注目度が低かったことがわかる。


隣接する大阪、滋賀は黙々と前に進もうとしているように思える。果たして京都はこれからどうなるのだろうか。




2012年2月1日水曜日

フェルトペンで円を描くだけで

今日も京都は寒い

昨日研究室も寒くてどうしようもなかった。

今日は雪がぱらつき、風が強い。何より入試らしく入れそうにない。資料忘れてしまったよ。

さてネットサーフィンしていたらものすごい記事を見つけた「フェルトペンの神業CM “グルグルと円を書くだけ”で『真珠の耳飾りの少女』を描く」という記事で

http://blogtimes.jp/blog/2011/10/11020.html

動画がこれだ

芸術のすごみが垣間見えた気がする。


2012年1月31日火曜日

100%が10%

研究が実践を生み、実践が研究を生む理想のサイクル。


http://amphibia.jp/archives/1


昨年原尻さんから安斎勇樹さんが面白い企画をやっていると聞いていた。

そこで調べているうちに「研究者の仕事術」というサイトにたどり着いた。

東大の院生である安斎さんと我妻さんが企画しているサイトのようで、東大情報環境の教員が研究の効率化、研究とはどういうものであるのかといった、研究に対する研究に関する情報を載せている。

現在投稿されている記事は二つで佐倉教授と山内教授の記事である。どちらも興味深く、多くのことを共感できる内容が記載されている。

その中でもとりわけ「何か実践をしたからといって、それが全て研究成果につながるわけではありません。確実にいえること以外はなかなか研究には出来ませんから、ある実践的なプ ロジェクトから論文や書籍のアウトプットとして出てくるのは僕の感覚では10%以下です。実践から抽出された10%の知見を、学会で論文の形で共有した り、本を執筆したりするわけですが、90%が残るんですね。」の部分


確かにインプットしたことが100だとしたら本や論文では10%程度しか出せないかもしれない。本人は伝えたつもりかもしれないが受けてとしては10%も伝わっていないかもしれない。よく私も恩師に実践の場でその人から多くのことを吸収しなさいと言われてきていたが、それはなんとなくな感覚でしかとらえてなかった。時に本を読むことも必要ではあるが多くのことは教授する側がもっている、それをいかに吸収するかが大切だということを改めて思い知らされた

言葉で整理されてみると思わず「あぁ~」と声が漏れてしまったくらいだ。初心に戻るという意味でも個人的にはよかったと思う

すごい同い年が多いと思う、REDさんや安斎さんなど研究の分野で同い年が活躍しているのを見るといつまでも充電しているわけにはいかないなとおもってしまう。

がんばらねば

2012年1月30日月曜日

nodding disease


我が家ではTVが見れないので知らなかったのだが、nodding diseaseという病気が南スーダンを中心にはやっているらしい。

連れが実家で見た番組で出ていたらしいのだが、調べてみたら、南スーダンを中心に拡大していて、WHOなどが調査に乗り出しているみたいだ。

ナイル川沿いに発生しており、マラウイ湖などで有名な住血吸虫が原因とも内戦による生物兵器、HIV関係ではないかなどと言われているらしい。詳しい実態に関してはまだ不明みたいだ

ウィキによると5歳〜15歳までの子供に影響が出ており、食事ができないらしい。また、タンザニア、ウガンダにも広まりをみせていて白ナイル川およびビクトリア湖での発症が確認されている。


先日友人がウガンダに着いたばかりだというのに何かと心配だ。






南スーダンを中心にその周辺諸国がこれから荒れそうだというのにさらに追い打ちをかけるようなことにならなければ良いのだが。



2012年1月29日日曜日

二日酔い

昨晩泡盛とお鍋を友人二人といただいた。

久々の泡盛はうまい。これ本土のスーパーや酒屋だと一本1000円弱もする。


沖縄のスーパーでたしか300円くらいで買ったから二倍強の価格にはなってるはず。

その価格で酒が飲めるならみんなが泡盛飲むのも納得できるかな

修士論文も終わり、就職先も決まった友人二人は酔ってるときも研究の話しが中心だった。研究が好きなんだなぁと改めて思った。彼らと飲んでいてふと昔の自分を思い起こしていた。高校や大学3年、4年のときは情熱があったのだが、最近情熱がなくなってきている気がする。


 Facebookを通じて改めて連絡が取れるようになった友人たちも歩みを止めずに進んでいる。

危機感が芽生えた一週間だった。

そして今は二日酔い。気持ち悪い