2011年1月24日月曜日

チュニジア大統領逃亡

チュニジアでの大統領逃走劇が中国や中東(とくにサウジ)に衝撃を与えた!?
アルジェリアで反政府運動⇒チュニジアで反政府運動⇒チュニジアひっくり返る⇒次はどこだ?モロッコ、エジプトの市民は喜んでいる。しかし、現実問題としてチュニジアの市民は喜んでばかりいられない。
チュニジアの市民の多くが安心して暮らせていない。理由は、ベンアリ大統領の支配下だった警察官がチンピラとかして治安を荒らしているからだ。市民は自警団を作って身の回りを守ろうとしているが、いつになったら安全になるのか。


しかし、チュニジアという国にかんして三菱UFJが発表していた今後の経済成長の報告書をよむかぎり、チュニジアが情報規制を行っていたことはたしかだろう。
チュニジアの経済成長率がある程度高く、アラブのなかでも優等生であったにもかかわらずこのような事態になった背景には、主要企業のほとんどの経営権をベンアリ大統領夫人側の親族が独占しており、失業率は高い数値のままだった。


ベンアリ大統領に関しての国内支持率は高かったらしい、しかし、ひっくりかえってしまった。これは、大統領が怖く投票していた市民が多かったことを意味するのかもしれない。
独裁政権によって運営されている国はチュニジアの周辺に複数あり、今後どの程度波及していくのか注目しなければいけない



独裁的国家であり、情報統制がとられている国家。中東だけではない。東アジアにもある。北朝鮮と中国だ。中国は今回の件について対策会議を開いているかもしれない。中国も条件的には北アフリカ諸国の国々と同等の条件を備えているのだから。


また、ベンアリ大統領が逃げる際、フランスに亡命を断られたのは驚きだろう。サルコジとベンアリは仲がいいと思っていただけに意外だった。おまけに大統領の家族(親族を除く)のみの脱出劇これは、利権を独占していた夫人親族が大変なめにあっているだろうな。おそらく、ベンアリ大統領側についていた権力者が見放したのだろう。


チュニジアやアルジェリアや中国などの独裁体制国家において、今回のような状態になった場合、早急に市民側の要求をのむ。つまり、軟着陸か最後まで抵抗する大破以外に道はないのか?ただ、市民の民主化や権利を認めるということを大統領が望んだところで利権の溺れている人間が大統領周辺にいるわけだから、簡単にはいかないだろうな。

最近よく、強き指導者が世の中を作る。一部の人間が世界を動かすというが、現実社会で世の中を動かすのは市民であることを忘れてはならない。